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臨床工学室

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臨床工学室

血液浄化部門

CEは、穿刺、透析条件設定、治療中の患者の状態への対応、返血などの業務を担っています。

透析監視装置をはじめとした医療機器の点検、オーバーホールを実施し、精度・安全管理に努めています。

集中治療室にて、CHDFをはじめとした急性血液浄化療法にも対応しています。

CEの業務は、慢性腎不全患者の血液透析療法が中心です。血液透析療法もチーム医療のため、医師、看護師、臨床工学技士、薬剤師、管理栄養士などの各職種が連携をとり、 治療に関わっています。CEの中でも、各スタッフが高い専門性を持って患者をみて情報共有することで、常に患者にとっての最善の医療が提供できるよう日々業務にあたっています。
 

検査データなどを参考に、透析条件変更、腎性貧血、ドライウェイト、CKD-MBD、栄養状態などの各種管理を実施しています。

超音波診断装置を用いたシャント管理を行うことで適正な治療介入によるシャントの機能維持・トラブル回避に努めたり、体組成分析装置による体液量測定を行ったりしています。

透析監視装置のETRF交換、透析液のエンドトキシン測定・生菌検査などを定期的に行い、全ての透析監視装置で安全・安心な透析液を提供しています。


医療機器管理部門

チェッカが充実しており、メーカ任せにすることなくCEが積極的に保守管理を行っています。

データベース作成ソフトFileMakerやiPadを活用しスマートで効率的な業務 遂行に努めています。

院内に1,000ヶ所以上ある配管端末器の3ヶ月点検をCEが行っています。

「できることは、自分達でやる。」がモットーです。豊富なチェッカを活用し、保守管理をメーカ任せにせずCEが積極的に行って、 点検コストの削減や医療機器のダウンタイム削減に努めています。FileMakerによるオリジナルの業務用データベース開発も担当しており、 iPadなどを活用しながら、業務がスマートで効率的に行えるよう工夫しています。最近では、医療ガス配管端末器の3ヶ月点検もCEが行うようになりました。 現状に満足せず常に向上心を持ち、必要とされる部署を目指して日々の業務にあたっています。
 

約600台の医療機器を中央管理しています。毎月の日常点検は2,000~2,300件、定期点検は50~80件で、専任1名、兼務1名で担当しています。

医療機器に関連する研修会を毎年30件前後開催しています。実習形式を積極的に取り入れ、双方向型で効果的な研修となるように工夫しています。

オリジナルのデータベースやiPad、クラウドサービスを活用し、医療機器のバーコード管理、各種記録やマニュアルのペーパーレス化を推進しています。


循環器部門

・医療機器の操作(ポリグラフ、画像診
 断装置、補助循環装置等)
・医師の直接介助

・立ち会い
・外来チェック
・遠隔モニタリング

・医療機器の配線
・3Dマッピングの作成
・CARTO、スティムレータの操作
循環器部門は、兼務者を含めて6名で担当しています。心臓カテーテルは週2回行っており、時間外の緊急カテーテルは当番制(毎週1名)で対応しています。
CIEDs業務では、週1回のペースメーカ外来におけるデバイスチェックのほか、植え込みや植え込み患者の手術・検査の立ち会いを行っています。 また、デバイスの遠隔モニタリングを積極的に導入しており、患者が来院することなく自宅でもデバイスチェックを行えるため、異常の早期発見が可能です。
カテーテルアブレーションは、月に1~2回行っており、配線、3D画像の作成、アブレーション関連装置を操作することによる焼灼部位の決定や電気刺激を行っています。
 

CAGのみならずPCIにおいても直接介助を担当しています。DSA装置の操作やデバイスのインフレーション等、手技が円滑に進むように常に心掛けています。

術前に患者情報の登録を行います。術中は、プログラマという装置を操作し、デバイスの閾値、波高値、リードインピーダンス測定を行っています。

アブレータやCARTOの配線や操作を行っています。医師の指示のもと、スティムレータによる心臓電気刺激を行うこともあります。


手術部門

トラブルが起きないように、医療機器は全てCEが日常点検を行っています。

手術が安全に行えるように、操作が複雑な医療機器に関してCEがサポートを行っています。

医師、看護師の業務負担軽減のため、内視鏡装置のカメラ保持などの清潔野業務に関わっています。

手術室におけるCEの業務は、医療機器の管理だけではなく、清潔野の業務や患者の搬入介助など多岐にわたります。 「各職種が専門性の求められる業務のみを行えば良い」というような固定概念に囚われることなく、 他職種と協働したチーム医療を念頭に置き、現場のニーズに応えるべく臨機応変な対応を心掛けています。
 

麻酔器を筆頭に、手術室に配備されている医療機器の保守管理業務や、手術中の室内ラウンド点検を行い、安全な手術が提供できるように努めています。

外科、泌尿器科では内視鏡関連装置やダヴィンチシステム、整形外科では関節鏡関連装置、脳神経外科ではナビゲーションシステムの操作を行っています。

医師、看護師の業務負担を軽減するために、腹腔鏡下手術におけるスコピスト業務、清潔野器械出し業務、搬入介助業務を行っています。


内視鏡部門

年間7,000件以上の内視鏡検査の介助に加え、医師の直接介助にもCEが介入しています。

肝生検、RFAなどの肝臓治療では、ラジオ波焼灼装置の設定や操作、処置の補助を行っています。

支援システムを活用して、検査業務の効率化・負担軽減を推進しています。

内視鏡室では、CE、医師、看護師、看護補助者、医療秘書といった多職種が連携して業務を行っています。CEは、医療機器の管理をはじめ、 検査中の高周波手術装置の操作、検査介助でのデバイス操作など、専門性を活かした業務を担当しています。 これからもCEの専門性を活かしながら内視鏡検査をサポートし、多職種連携に取り組んでいきます。
 

内視鏡室に配備されている医療機器(スコープ、内視鏡システム、高周波手術装置など)の点検業務、検査中の設定調整に加え、200種類以上のデバイスを管理しています。

スコープの洗浄度チェック、保管庫の清浄度チェックなど、内視鏡室内の感染予防対策を定期的に行っています。

内視鏡関連の勉強会(デバイスの操作、機器の取り扱い、治療内容など)やデモンストレーションを、内視鏡室や病棟のスタッフに向けて開催しています。




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