AquilionONE INSIGHT Edition(320列CT)
頭部や心臓を瞬時に捉えることができる今までとは全く違うCT装置
「低被ばく・低造影剤量」の検査を実現
当院では、最新技術が搭載された320列装置が導入されています。
320列は「広く・速く・高精細」を実現した装置です。
「広く・速く」とは1回転で16cmの範囲を撮影出来ることを指しており、
頭部や心臓検査の精度向上と検査時間の短縮が期待できます。
16cmの範囲を連続的に撮ることにより、動きの評価が可能な4D撮影も可能です。
また、胸部・腹部の撮影に関しても高速での撮影が可能となります。
「高精細」という観点では、ディープラーニング技術と超解像技術を用いることで、
高精細画像の提供ができます。従来と比較して、微小構造の視認性向上が期待できます。
これらの最新技術が搭載されることにより、「低被ばく・低造影剤量」の検査を実現し、患者様の負担も軽減します。
装置本体もコンパクトかつ大開口径を実現しています。開口径は80cmと従来よりも8cm大きくなり、
圧迫感の少ない検査を受けていただけます。その他には、銀を用いたフィルタの搭載による低線量胸部検診CTの撮影も容易になります。
最先端の医療の提供を実現できるCT装置が当院に導入されている新320列CTです。
320列CTによる検査内容
短時間で広範囲の撮影が可能。また、詳細なデータが得られるため、 横断像だけでなく、任意の断面においても観察が行えます。
整形外科領域
描出が困難な腱も詳細に表示 |
Dual Energy CT 2つの異なるエネルギーのX線を利用することで圧迫骨折を検知可能 |
外科領域 術前シュミレーション
脳外科領域
循環器科領域
歯科領域
MPR(Multi Planer Reconstruction)・・・多断面再構成像
CPR(Curved MPR)・・・曲面任意多断面再構成像
3D医用画像処理ワークステーション
当院では、最新のワークステーションを導入しており、 CTやMRIなどのモダリティから得たボリュームデータを画像処理し、 3次元表示や解析を行うことが可能です。また、 各モダリティごとの画像の重ね合わせなどにも対応しており診断能向上を図ることが可能です。
AquilionPRIME
放射線治療計画用
高速撮影&高解像度
0.5㎜×80列(160スライス)検出器と0.35秒回転のヘリカルスキャンにより、広範囲を高速かつ高分解能で撮影。臨床に役立つ0.5㎜高分解能画像を提供します。
被ばく低減
最新の被ばく低減技術(画像再構成AIDR3D)により、従来に比べて大幅な被ばく低減を実現します。