AquilionONE(320列CT)
頭部や心臓を瞬時に捉えることができるCT装置です

1回転で160㎜という広範囲撮影を可能にした320列面検出器(Area Detector)を搭載しています。
一度に広範囲を短時間で撮影でき、撮影時間の短縮や放射線被曝、検査によっては造影剤の使用量の低減を図ります。
さらに3D画像に時間軸を加えた画像表示「4D画像」が可能で、形態診断に「機能診断」や「動態診断」が付加されます。
頭部・頚部・胸部・腹部・四肢・他全身の検査が可能で、患者さんは寝台に楽な姿勢で横になって検査が受けられます。
また画像再構成技術AIDR3Dによる被曝低減も図ります。
AquilionPRIME(80列CT)

高速撮影&高解像度0.5㎜×80列(160スライス)検出器と0.35秒回転のヘリカルスキャンにより、 広範囲を高速かつ高分解能で撮影。臨床に役立つ0.5㎜高分解能画像を提供します。 こちらの機器も画像再構成技術AIDR3Dを用いた被曝低減が図られています。
320列CTによる検査内容

短時間で広範囲の撮影が可能。
また、詳細なデータが得られる為に、横断像だけで なく、任意の断面においても観察が行えます。
整形外科領域 160mm Volume Scan・・・わずか 0.5秒程度で撮影が終了

外科領域 術前シュミレーション

脳外科領域

循環器科領域

心臓3D 冠動脈CPR Bypass術後
小児科領域

短時間撮影可能・・・低被曝・呼吸や体動によるブレが最小限に抑えられるため、詳細な画像
にて観察・診断が行えます。
歯科領域

CTA (CT-angiography)・・・CT血管造影法
MPR(Multi Planer Reconstruction)・・・多断面再構成像
CPR(Curved MPR)・・・曲面任意多断面再構成像
3D医用画像処理ワークステーション

ziostation2 AZE VirtualPlace 風神
(ザイオソフト株式会社) (株式会社 AZE)
当院では、最新のワークステーションを導入しており、CTやMRIなどのモダリティから得たボリュームデータを画像処理し、3次元表示や解析を行うことが可能です。また、各モダリティごとの画像の重ね合わせなどにも対応し診断の幅も広がります。
CTガイド下穿刺(生検・ドレナージetc)

CT透視画像をリアルタイムに3断面同時表示可能なため、針先の傾きなど瞬時に容易に把握する
ことができ、検査時間の短縮(被曝低減)や高精度の検査・治療が行えます。
生検
腫瘍などの塊に針を刺し、身体をメスで切ることなく細胞を採取し、これを顕微鏡で観察し組織の内容・細胞の種類を突き止める手技のこと。
ドレナージ
身体の中に水や膿がたまっている場所があり、これが周囲を圧迫して苦痛を生じたり熱が出たりしている場合、この水や膿を抜くことにより症状を取り、治りを促す手技のこと。