高性能 全身血管撮影装置
『キヤノンメディカル Alphenix (バイプレーンアンギオシステム)』

当院では全身の診断・治療に対応する最新の血管撮影装置を導入いたしました。
2つの撮像装置を搭載したバイプレーンというシステムで、一度に2方向(正面・側面)から撮影を行うことができます。
それにより立体的に血管走行を観察でき、短時間で高効率な診断・治療が可能です。
最新の画像処理技術により詳細な血管の形状・流れや3D画像を短時間で撮影・確認可能です。
また、従来装置に比べ少ないX線量で撮影可能ですので、患者さんの医療被ばく低減にも貢献するシステムです。
キヤノンメディカル (Angio-CT システム)

当院では最新の血管撮影装置と80列CT装置を組合せた「Angio-CT」システムを導入いたしました。
血管撮影装置とCT装置を同室に設置することにより、術中の血管撮影室とCT室との移動が必要なくなり、
検査時間の短縮と患者さんの安全性向上を実現しました。
最新の画像処理技術により詳細な血管の形状・流れや3D画像を短時間で撮影・確認可能です。
また、従来装置に比べ少ないX線量で撮影可能ですので、患者さんの医療被ばく低減にも貢献するシステムです。
脳神経外科
主に脳動脈瘤や脳腫瘍を診断する検査を行っています。

@ 脳血管を造影し連続撮影することで、血管の形や流れを見ることができます。 (→: 動脈瘤)
A 3D画像により動脈瘤(→)の形や大きさを詳しく見ることができます。
B 3D画像により腫瘍(→)に関係する血管を詳しく見ることができます。
C CTのような断層画像から、腫瘍(←)の位置関係を見ることもできます。
循環器内科
主に冠動脈疾患の診断・治療、ペースメーカー留置を行っています。

@ 心血管を造影し連続撮影することで、血管の形や流れを見ることができます。 (↓: 狭窄部)
A 心内腔を造影(↓)し連続撮影することで、心臓の動きを見ることができます。
B ペースメーカー(↑)留置後の画像です。
C 3D画像により血管狭窄部(←)の形や長さを詳しく見ることができます。
放射線IVR科
主に肝腫瘍や透析用シャント血管の診断・治療を行っています。

@ 肝血管を造影し連続撮影することで、腫瘍を濃染させて見ることができます。(←: 腫瘍)
A 3D画像により腫瘍(→)に関係する血管を詳しく見ることができます。
B CTのような断層画像から、腫瘍(↑↓)の位置関係を詳しく見ることができます。
C 透析用シャント血管を造影し連続撮影することで、血管の形や流れを見ることができます。(↓: 狭窄部)