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放射線IVR科

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放射線IVR科

放射線IVR科のご案内
診察内容

 IVR(アイ・ブイ・アール)とは、英語の「Interventional Radiology=インターベンショナルラジオロジー」の略で、 日本語では「画像下治療」と訳しています。X線(レントゲン)やCT・超音波や血管撮影装置など放射線診断装置を用いて行う検査・治療のことです。 針やカテーテルを用いて、主に局所麻酔下に行い、外科的手術の様にお腹や胸を切らずに体の奥にある臓器や血管の治療や検査を行うことができる方法です。
 IVRには動脈や静脈に対する血管系の手技のみならず、それら以外(非血管系の手技)も含まれます。 当科では、肝細胞癌に対する肝動脈塞栓術(内科と共同で行っています)を始めとして、 透析シャント不全や閉塞に対する血管形成術・血栓溶解術、癌の化学療法などに用いる中心静脈(CV)カテーテル挿入やCVポート留置、 病理検査のためのCTガイド下針生検術(肺・骨など)、消化管出血・術後出血・交通外傷など様々な出血に対する動脈塞栓術(止血術)、 腹腔内膿瘍のドレナージ術、肺動静脈瘻に対する塞栓術など様々な検査・治療を行っています。
 当院では日本IVR学会IVR専門医2名が常勤しており、随時、外来および他科入院患者さんの治療についての御相談を受け付けております。


  • 全国IVR症例登録事業参加について
  •  当院は日本IVR学会のIVR専門医修練認定施設に認定されており、日本IVR学会が主催するIVR症例登録事業に参加しています。
     当院では、患者さんに安心して医療を受けていただくために、安全な医療をご提供するとともに、患者さんの個人情報の取り扱いにも、 万全の体制で取り組んでいます。
     日本IVR学会(事務局:〒355-0063埼玉県東松山市元宿1丁目9番4号FAX:0493-35-4236、

    http://www.jsir.or.jp/(外部サイトへのリンク)
    )では、 本学会に参加する施設で行ったIVR診療(血管塞栓術、血管拡張術など)の情報を登録し、IVR診療の状況を把握し、 各種疾患の診断治療の向上に役立てる取り組みをIVR学会症例登録として実施しております。
     この事業は、現在の我が国のIVR診療の現状を浮き彫りにし、基礎と臨床の種々の研究にも貢献するものと考えられます。
     当院は、上記の日本IVR学会による全国症例登録の趣旨に賛同し、登録事業に積極的に協力してまいります。 当院でIVR診療を行いました患者さんについては、個人情報を削除した後、診療内容をIVR学会事務局に届出いたします。 但し、非同意の意思表示がなされた場合は届出を致しません。 また、後に非同意や登録の削除を申し出られました場合にも登録を削除致します。 ご不明な点などありましたら、診療科の担当医までお気軽にお尋ね下さい。


    診療実績
    IVR件数
    2020年 200
    2021年 229
    2022年 242
    2023年 209

    外来のご案内

    診察表はこちらをご覧ください。


    【 主要器機のご紹介 】

    各主要器機のご紹介です。


    放射線IVR科からのお知らせ

    ※ 紹介により診療時間を調整します。


    医師紹介
    井石龍比古



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