微生物検査
微生物検査は、体のあらゆる所を検体(喀痰・便・尿・血液・咽頭・鼻腔・膣など)とし様々な培地を用いて菌を培養し、その生科学的性状や各種染色の状態から菌を同定する検査です。
またどの抗生物質が効くかを調べる病原微生物の薬剤感受性検査もしています。
話題の菌としては、MRSA・VRE・O-157・結核などの検査も微生物検査で実施しております。
微生物検査担当技師は、感染症対策チーム(ICT)・院内感染対策委員会(ICC)にも参加して院内感染防止に努めています。
感染症対策チーム(ICT)は、院内感染対策委員会(ICC)の下部組織で感染症専門医(ICD)を中心に看護師、薬剤師、臨床検査技師、事務部のメンバーで構成され院内感染防止の啓蒙、院内感染サーベイランス、各感染症のマニュアル等の作成・見直しを行っています。
今後は抗菌薬適正使用にも携わり医療の質の向上を目指し活動を行っていきます。