東予地区でそけいヘルニアの治療をお考えの方へ
傷が小さく、痛みの少ない、腹腔鏡下そけいヘルニア治療が受けられます。 希望される方は外科外来までご連絡ください。
そけい部のヘルニア(いわゆる脱腸)は、腹壁の弱い部分から腸が脱出して起こる病気です。放置すると腸がはまり込んで、 最悪腸閉塞や壊死に至る可能性があり、手術の適応があります。手術では筋肉の“穴”をメッシュという人工物で塞いで補強します。
前方アプローチと、術後疼痛の少ない腹腔鏡下手術(TAPP法)があります。メリットデメリットがあります。 患者様の全身状態や希望に応じて選択可能です。
① 腹腔鏡手術
5mmの穴を3カ所あけて、穴を内側から補強します。腹膜を切開して、穴のまわりを剥離してスペースを作り、
メッシュを挿入して固定します。最大のメリットは術後疼痛が少ないことです。全身麻酔で施行します。
このようなメッシュを内側から固定します。
② 前方アプローチ 鼠径部を5~6cmほど切開して外からメッシュを挿入します。
メッシュプラグ(穴にプラグを挿入して塞ぎ、メッシュで全体を補強する)を施行することが多いです。
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